13Nov

「クリームを顔に付けると、だんだんオイル化していく」ってタイプのクレンジングクリームがあります。皮脂やらメイクなどの油分と混じり合ってクリームが段々と液状になるタイプです。
このようなタイプのクレンジングクリームを愛用しているママ友がいます。うちのお化粧をしない化粧品販売会社の女社長さんとは違い、普段からキレイにお化粧してる美人系ママ友なんですけど、このクレンジングクリームで「毛穴が目立たなくなった」って言うんですよね。
毛穴が目立つ原因は、毛穴に詰まった角栓だと言われてるんで、その角栓をキレイに落とせば毛穴が目立たなくなるっていう理屈は分かるし、角栓を落とすにはクレンジングが良いってのも分かります。いや、実際、そのママ友のお顔はキレイでした。
成分からみた特徴
で、そのクレンジングクリームを持ってたので見せてもらったんですけど、主成分はミネラルオイル(鉱物油)と合成界面活性剤、それに水を混ぜて乳化剤でクリームにしてます。
インティバリ・クラブでも書きましたけど、市販のクレンジングクリームやクレンジングオイルの主成分はオイルと合成界面活性剤です。油分で浮かせたメイクを水で流せるように合成界面活性剤が配合されてるんですね。本来、油分は水と混ざらないので水だけでは洗い流せないんですけど、合成界面活性剤を使えば、油分と水を混ぜることができるんです。まぁ~言ちゃ悪いですけど、油汚れを落とすキッチン洗剤と同じです(汗。ママ友が愛用しているクレンジングクリームには水が配合されてる分、洗浄力は弱くなってるはずですけど。
ところで、ミネラルオイルって鉱物油のことで、簡単に言えば石油から精製されたオイルです。インティバリのオイルやクリームに配合しているホホバオイルとかスウィートアーモンドオイルのような油脂とは違い安価で、酸化せず、安定した素材なんですけど、肌への吸着性が高いので肌に残留しやすいです。だから、ミネラルオイルを配合する場合は、それをキレイに水で洗い流せるよう、強めに合成界面活性剤が配合されてると思います。W洗顔が必要だったりもします。
これって、つまり「肌が弱い人が使うと、逆に毛穴が目立つ可能性もあるし、ニキビ肌になるかもしれない」ってことです。刺激が強いと炎症を起こす可能性があり、炎症を起こすと角栓の生成が早くなりますから。角栓が毛穴に詰まって炎症を起こすと黒ずんだりして最悪です。肌が弱い人はW洗顔など洗いすぎも良くないですよね。
まとめ
そんなわけで、自分にあう化粧品を使うのが重要で、比較的肌の強い人は「このタイプのクレンジングクリームが自分にぴったり」という人もいるでしょうけど、肌の弱い人がクレンジングする場合は、インティバリがおススメする、天然成分100%の植物性オイルをブレンドしたトリートメントオイルでクレンジングして、石けんで洗い流すことをおススメしてます。また、洗顔後は、消炎作用のあるローズウォーターを化粧水にし、更に、保湿クリームで覆うと良いです。ニキビ肌改善と同じプロセスですね。
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