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ブログ~裏インティバリ~

~抗生物質の弊害~薬が効かない身体にはなりたくない

抗生物質が効かない耐性菌

大沢たかお&綾瀬はるか主演の「仁」というドラマがありました。現代の医者が江戸時代にタイムスリップしてペニシリン(抗生物質)を作り感染症を治すんです。

実際、この抗生物質が発明されて以来、人類は多くの感染症から守られてきたわけですが、抗生物質を濫用した結果、抗生物質が効かない菌(耐性菌)を生み出してしまった、、、手術は成功したのに感染症にかかり亡くなってしまったというドラマのような話が実際にあるそうです。術後は免疫力が弱っている上に抗生物質が効かないのですから怖い話です。もっと言えば、病院にはこの耐性菌がうじゃうじゃいる?「免疫力の弱い小さい子を病院に連れてくのは危険」と言われる所以です。そういう話をよく聞きます。

偏見かもしれませんが、日本人はお医者さんも患者さんも薬が好きですよね?、風邪をひくと、まだ肺炎になってないのに、でも肺炎になることを恐れて予防的に抗生物質を服用することを勧められたり。患者さんも、薬を服用することで安心したり。それから、怪我して化膿しても抗生物質だし全部飲み切れと言われますよね。途中で止めて菌を残してしまっては意味がないからって。何も考えず抗生物質を摂りすぎると薬が効かない身体になりそうで怖いです。そんなこともあって、僕としてはなるべく抗生物質は服用したくないと思っているわけですが、

体内で耐性菌を増殖さてしまうリスク

抗生物質を服用してなくても体内で耐性菌を増殖さてしまうリスクがあるんです。たとえば、豚や鶏など成長を早めるために抗生物質が投与されていること。僕たちはそれらの肉を食べているんですよね。

抗生物質的な効能がある合成化化学物質(トリクロサンやトリクロカルバンなど)を配合した石けんやシャンプー、化粧水や歯磨き粉なども普通に販売されています。これらの成分が口や皮膚から体内に侵入して蓄積されると腸内で耐性菌が増殖するリスクがあると言われています。アメリカでは「トリクロサン」や「トリクロカルバン」など19種類の成分が配合された薬用石けんの販売が中止されました。

免疫力が強ければ、耐性菌にも負けないので、やっぱり免疫力だけは衰えさせないように心掛けたいですね。そういった意味でも、日頃の生活習慣が大切だと改めて思った次第です。

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1964年生まれの横浜育ち。6年間のジャカルタ駐在を経て2000年にバリ島に移住し、娘の肌トラブルをきっかけに化粧品販売会社を創業。自分自身、元々アレルギー体質&敏感肌の医者泣かせで、小学校1年生の時から一年間、親元を離れ病院が併設された養護学校で生活しました。今は、4人の子供を育てながら奮闘中。

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インティバリ代表 岡柳 薫

1964年生まれの横浜育ち。6年間のジャカルタ駐在を経て2000年にバリ島に移住し、娘の肌トラブルをきっかけに化粧品販売会社を創業。自分自身、元々アレルギー体質&敏感肌の医者泣かせで、小学校1年生の時から一年間、親元を離れ病院が併設された養護学校で生活しました。今は、4人の子供を育てながら奮闘中。(ごあいさつ