バリ島コスメブランドを手掛けるインティバリのこだわりと価値観

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ブログ~裏インティバリ~

コロナ禍になって以来、自分たちの生活が政治と大きく関わっていると改めて思い知らされました。そして、ここ最近思うのが「日本経済の衰退」。失われた30年なんて言われてます。この日本経済の衰退も正しく政治と大きく関わっている部分だと思うのですが、

そんな中「経済が低迷しまくってる日本が外資に乗っ取られつつある」とか「日本滅亡」とか、そんな話しも出ています。「乗っ取り」とか「日本滅亡」なんて表現すると「負」に思えますけど、実際問題、日本の現状を考えると、それが良いのか?悪いのか?判断するのが難しい。

どういうことか?と云えば、、、

バリ島在住20数年の僕は、バリ島が世界的な観光地となりドンドン経済発展する様を目の当たりにしてきました。外資の進出がなければバリ島(インドネシア)はここまで経済発展していないと断言できます。

一方で、発展途上国にありがちですけど、お金持ちになる人とそうでない人の間でドンドン格差が広がったりもしています。ちょっと前まで、日本から見たバリ島は物価も安くその格差で旅行が楽しめる観光地だったとも言え、インティバリもその恩恵にあずかってきたんです。

経済が衰退している日本も、自力で立ち直れないなら外資に頼らざるを得ないのか?どうなのか?海外から見た今の日本はバリ島同様に物価が安いから旅行に行く観光地になっているようです。

日本の経済が向上しない理由のひとつが、日本のデフレ(モノの値段が安く、所得も増えない状態)ですよね。これって、海外から見たら大安売りしてる状態です。それが何年も続いてる。その結果、日本企業の株なんかが外資に買われ、経済活動による利益が日本人の手元に残らず海外に流出するので、益々、日本人の所得が増えない。更には土地まで外資に売却されて、、、

日本はバリ島と同じような状態になりつつあると思うのですが、バリ島の人たちが不幸だとは思えず、でも、今の日本に同じことが起こったらと思うと複雑です。

実際、子や孫、ひ孫の世代になると、少子高齢化も伴い日本人の人口が益々減り海外からの移民が増える。そして、バリ島がそうだったように日本にも混血が増える。国際化あるいはグローバル化も更に進む。格差も生まれるのでしょうか?このような状態になることをネガティブに表現すれば「外資による乗っ取り」とか「日本滅亡」ということになるんでしょうけど、

こんな日本で次世代の子たちが経済的にも豊かになり幸せに暮らしている光景を思い浮かべることもできるけれど、その逆も然り。移民を受け入れてる国々を見ても分かる通り問題を抱えるであろうことは容易に想像できるし、日本人だけがコオロギを食べさせられている惨状も目に浮かぶ、、、泣。

どうなるか分かりませんけど、いずれにしても大きな犠牲を伴うかと。失うものがあるように思います。今の政治は外資を誘致していく側が主流派で、外国人に参政権を与えるなんて言ったりもしてますけど、このコロナ禍では、そちら側がワクチン接種を推進していますよね。このワクチン接種ひとつとっても、大きな犠牲を払っているように思えるんです。米や豆の生産量を増やすことができるのに、食料不足とか言って昆虫食を奨励してるのもそちら側でしょう。

改革には犠牲がつきものなんて言われてるけど、今後どれだけの犠牲を払うのか?今のままでは日本の将来が不安です。

少子高齢化、食の自給率、そしてデフレ脱却など、外資だけに頼らず自力で回復できる構造を作ることができれば良いのですが、それが可能なのか?可能だとしても長い年月が必要でしょう。いずれにしても政治に無関心ではいられません。

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1964年生まれの横浜育ち。6年間のジャカルタ駐在を経て2000年にバリ島に移住し、娘の肌トラブルをきっかけに化粧品販売会社を創業。自分自身、元々アレルギー体質&敏感肌の医者泣かせで、小学校1年生の時から一年間、親元を離れ病院が併設された養護学校で生活しました。今は、4人の子供を育てながら奮闘中。

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インティバリ代表 岡柳 薫

1964年生まれの横浜育ち。6年間のジャカルタ駐在を経て2000年にバリ島に移住し、娘の肌トラブルをきっかけに化粧品販売会社を創業。自分自身、元々アレルギー体質&敏感肌の医者泣かせで、小学校1年生の時から一年間、親元を離れ病院が併設された養護学校で生活しました。今は、4人の子供を育てながら奮闘中。(ごあいさつ