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「泡立ちが良い石けんは刺激が強い」という誤解

Last Updated on 2025年11月22日 by Kaarl(カール)

”泡立ちが良い石けんは刺激が強い”と思われがちですが、それは誤解です。弱酸性ソープは泡立ち控えめ、低刺激とされるので、逆に、「泡立ちが良い石けん=洗浄力(脱脂力)が強い=刺激が強い」という認識になると思うのですが、必ずしもそうとは言えません。

石けんはアルカリだからこそ洗浄力があります。弱酸性ソープは、その弱い洗浄力を補うために合成界面活性剤が配合されていることが多く、敏感肌の方には、それが刺激になることがあります。

石けんの泡立ちや洗浄力、お肌への刺激は、油脂の種類と量、潤い成分、そして肌質によって決まると思ってください。

たとえば、ココナッツオイルやパームオイルの石けんは泡立ちが良く、オリーブオイル主体の石けんは泡立ちが控えめです。

インティバリの洗顔石けんは、これらの植物性油脂をブレンドし、配合率で泡立ちを調整しています。さらに、潤い成分や美容成分を加え、コールドプロセス製法で作ることにより、お肌へのやさしさを追求しています。

つまり、泡立ちが良くても刺激が強いわけではなく、天然の潤い成分や美容成分がお肌を守ってくれるわけです。泡立ちの豊かさと肌へのやさしさは、石けんの作り方と成分により両立できるということです。

尚、泡立ちや刺激は肌質によっても異なります。お肌が酸性に傾いている場合は泡立ちが悪くなります。乾燥している場合は、お肌のバリアー機能が弱まっているため、刺激が強く感じることもあります。


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当ブログの管理人。娘の深刻な肌トラブルをきっかけに自然派スキンケアの道へ。以来、20数年にわたり企画・開発に携わってきました。ここでは職人目線のリアルな情報や、現場での気づきを発信しています。

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管理人プロフィール
ハンドルネーム:Kaarl(カール)

1964年生まれ、蟹座のO型。横浜育ち。4人の子をもつ父親です。6年間のジャカルタ駐在を経て、2000年よりバリ島へ移住。娘の肌トラブルをきっかけに、ナチュラル・コスメブランド〈インティバリ〉を創業。

2021年、コロナ禍の影響によりバリ島から群馬県みどり市に拠点を移し、今はセレクトショップ〈INTI STYLE〉を運営しています。

自分自身、幼少の頃からアレルギー体質&敏感肌の医者泣かせでした。僕と同じように自分自身あるいは家族が肌トラブルで悩む方々と情報交換出来れば幸いです。

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