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ブログ~裏インティバリ~

お肌のサランラップ合成ポリマーは疑わしきモノ

最近、お化粧した時の顔と素顔のギャップが激しすぎて「他人に素顔を見せられない」どころか「自分の素顔を見たくない」という女性が増えたと聞きます。

一般の女性がプロ並みのメイクアップ技術を身に着け、それこそ別人のように変身することが出来るようになった代償と言えるでしょう。しかも、そのように変身できるメイク化粧品はそう簡単に落とせないモノが多く肌荒れの原因になることもあります。その一つが「合成ポリマー」なる物質を配合したメイクアップ化粧品かと。

合成ポリマーは、自動車のコーティング(ツヤ出し)に使われていますし、水分をたくさん吸収できる特性があり、肌触りがスベスベなので、オムツなどにも使われているのですが、この合成ポリマー配合の化粧品でお化粧すると、塗った瞬間にお肌が潤いぷるぷる、ピッカピカ、しかも、しわが消えてすべすべ。更に、プールで泳ごうが海に行こうが、ちょっとやそっとでは崩れない。ですから「凄い!!自分にぴったりの化粧品に出会えた!!」なんて思われる人も多いらしいのです。

確かに、その毒性についてはまだ何も解明されておらず、合成界面活性剤でもないので、合成ポリマーが配合さていても天然由来の化粧品と称して市販されていることもあります。ただ、インティバリ目線でいえば合成ポリマーは疑わしきモノです。

「お肌が潤いぷるぷる、ピッカピカ、しかも、しわが消えてすべすべ」というのは、水分をたっぷり含んだおむつを肌にねじ込んでサランラップで顔をぴったり覆ったのと同じ状態と言えるのではないでしょうか?

つまり、一時的に肌がふっくらし、シワが消えたように感じられるだけで、実際には潤っているわけではなく、逆に肌を守っている常在菌が追い出され、肌が敏感になり乾燥肌になる危険性もあると言われています。強引に脹らまされた肌はしぼみますから、皮膚が傷つき逆にシワの原因にもなる。そして、そのシワを消すために合成ポリマー配合の化粧品でまたメイクする。気がついたら合成ポリマーに依存する肌に。

更に、そんな強力なメイクを落とすには強力な合成界面活性剤が配合されたクレンジングオイルが必要となり、そんな繰り返しで皮膚構造に負担がかかって肌トラブルの原因になることも。

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1964年生まれの横浜育ち。6年間のジャカルタ駐在を経て2000年にバリ島に移住し、娘の肌トラブルをきっかけに化粧品販売会社を創業。自分自身、元々アレルギー体質&敏感肌の医者泣かせで、小学校1年生の時から一年間、親元を離れ病院が併設された養護学校で生活しました。今は、4人の子供を育てながら奮闘中。

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インティバリ代表 岡柳 薫

1964年生まれの横浜育ち。6年間のジャカルタ駐在を経て2000年にバリ島に移住し、娘の肌トラブルをきっかけに化粧品販売会社を創業。自分自身、元々アレルギー体質&敏感肌の医者泣かせで、小学校1年生の時から一年間、親元を離れ病院が併設された養護学校で生活しました。今は、4人の子供を育てながら奮闘中。(ごあいさつ