26Sep
最近、お化粧した時の顔と素顔のギャップが激しすぎて「他人に素顔を見せられない」という女性が増えたと聞きます。一般の女性がプロ並みのメイクアップ技術を身に着け、それこそ別人のように変身することが出来るようになったわけですが、
そのように変身できるメイク化粧品はそう簡単に落とせないモノが多く、肌荒れの原因になることもあります。その一つが「合成ポリマー」なる物質を配合したメイクアップ化粧品かと。
合成ポリマーは、自動車のコーティング(ツヤ出し)に使われていますし、水分をたくさん吸収できる特性があり、肌触りがスベスベなので、オムツなどにも使われているのですが、このような特性のある合成ポリマー配合の化粧品でお化粧すると、塗った瞬間にお肌が潤いぷるぷる、ピッカピカ、しかも、しわが消えてすべすべ。更に、プールで泳ごうが海に行こうが、ちょっとやそっとでは崩れない。こんな感じですので、「凄い!!自分にぴったりの化粧品に出会えた!!」なんて思われる人も多いらしいのです。
確かに、その毒性についてはまだ何も解明されておらず、合成界面活性剤でもないので、合成ポリマーが配合さていても天然由来の化粧品と称して市販されていることもあります。ただ、インティバリ目線でいえば合成ポリマーは疑わしきモノです。
「お肌が潤いぷるぷる、ピッカピカ、しかも、しわが消えてすべすべ」というのは、オムツと同じように、お肌に水分を貯め、しわが見えないぐらいお肌をパンパンにして、自動車をコーティングするが如く、お肌をピッカピカに見せる、、、
これは、合成ポリマーによって、一時的に肌がふっくらし、シワが消えたように感じられるだけで、実際には潤っているわけでなく、逆に肌を守っている常在菌が追い出され、肌が敏感になり乾燥肌になる危険性があると言われているんですよね。強引に脹らまされた肌はしぼみますから、皮膚が傷つき逆にシワの原因にもなる。そして、そのシワを消すために合成ポリマー配合の化粧品でまたメイクする。気がついたら合成ポリマーに依存する肌に。。。
更に、プールや海に行っても剝がれない強力なメイクを落とすには、それこそ強力な合成界面活性剤が配合されたクレンジングオイルが必要となり、そんな繰り返しで皮膚構造に負担がかかって肌トラブルの原因になることもあるわけです。
場合によっては、そんな化粧品が必要な時もあるとは思うのですが、依存せず、必要なら、上手に使うのが良いかと。
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