5Sep

Last Updated on 2025年6月21日 by 岡柳 薫
”動物実験”とは、「ある物質の安全性を確認する手段」です。たとえば、「どれくらい摂取すると身体に害を及ぼすか?」「これ以上は危険だが、ここまでの量なら安全!」というような許容範囲を見極めるために行われます。
ただ、動物実験で確認できる安全性には限界があります。無害だといわれる微量でも、それを日々の生活で長期的に使い続けたらどうなるのか?そうした長期的な影響を動物実験で見極めることはできません。
実際の生活において、僕たちは一つの物質だけを摂取しているわけではありませんから。
食べ物から、化粧品や洗剤などの日用品、空気中の物質まで、あらゆるものが複合的に混ざり合った環境で暮らしています。このような現実を短期間の動物実験で再現できませんよね。
それに、人と動物では、代謝の仕組み、皮膚の構造、免疫の反応などが異なります。動物に安全だからといって、それが人にも安全と言えるのか?どうか?
動物には無害でも人には有害だった例が過去にあります。たとえば、妊婦のつわりを抑える薬が胎児に深刻な障害をもたらしたサリドマイド事件。動物では確認できなかった影響が人には現れたのです。
インティバリでは、このようなことから合成科学物質は、動物実験を経て安全性が確認されているとはいえ「疑わしいモノ」と位置付けています。
そういった物質に対する身体の反応は個々により異なるということもありますが、とくに、敏感肌、乾燥肌、アトピー皮膚炎など、肌トラブルを抱えている方は、なるべくなら避けた方が無難だと思っている次第です。
PS
インティバリは動物実験していません。でも、だからといって動物実験に反対ではありません。もちろん賛成でもありません。それを語れるほど知識がないだけなんです、、、汗
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