26Jul

ベビーオイルの主成分とメリット
一般的なベビーオイルの主成分はミネラルオイルです。そのミネラルオイルに極微量の安定剤や香料などを配合しているだけの品が多く、”ベビーオイルの特長”は主成分であるミネラルオイルの特性そのものと言えます。
ミネラルオイルとは、鉱物油で、原油を石油に精製する際に不要になった油分を更に精製してつくられたオイルのこと。
昔は、不純物が混ざっており、その不純物に発がん性があったり、日光にあたると油焼けしてしみの原因になると言われていましたが、今は精製技術が進歩して不純物も取り除かれているようなので、いわゆる有害物質ではないと思います。
ミネラルオイルの特徴は、繰り返しになりますけど、石油を精製する過程で不要な油分を精製しているので安価です。それに、酸化しずらく安定しており、肌につけたら中々落ちない吸着性の強い素材です。
このような特徴から、ベビーオイルだけでなく、ファンデーションや口紅、アイシャドウなどのメイクアップ化粧品や日焼け止め、クレンジングオイル、保湿クリームなど化粧品の基材として利用されています。
このような特性から、一般的なベビーオイルは、肌に浸透せず皮膚上に膜を作り外部からの刺激を遮断することができるわけです。
ベビーオイルのデメリット
対して、デメリットですが、まず、肌に浸透しないので、肌内部に対しての保湿力はないということ。肌を覆ってしまうので、肌呼吸を妨げたり逆に皮膚内部の水分を減らしてしまうリスクを伴います。ですので、乾燥肌の方は注意が必要です。
それから、吸着性が強い、つまり落ちにくい性質から毛穴を塞いでしまうリスクもあります。毛穴が目立つ原因や、ニキビ肌の原因は油分が毛穴に詰まってしまうことなので、肌トラブルがある場合も注意が必要です。
用途や使用頻度を考えて使うことが重要かなと。
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