17Oct

いつの頃からか”オーガニックコスメ”という言葉をよく耳にするようになりました。ヨーロッパ諸国でいうオーガニックコスメとは、主成分にオーガニック(有機栽培)素材を使用し、第三者機関により認証された化粧品をいいます。
その響きから「ナチュラル」「天然由来」「お肌に優しい」「安心、安全」「高品質」というような印象を持つ方も多いかと。
時々、インティバリもオーガニックコスメと思われている方もいるのですが、ヨーロッパの基準に照らせば、インティバリはオーガニックコスメとは言えません。
ただ、オーガニックコスメの承認基準は、主成分の一部がオーガニックであれば、保存料や乳化剤など合成科学物質が配合されていもよいのです。
これでは、まるでオーガニックコットンのタオルを合成洗剤で洗ってしまうような、もはやオーガニックの素材を使う意味が薄れてしまうような、そんな言葉と中身が一致していない矛盾を感じてしまいます。
商品イメージの向上という意味では「オーガニックコスメの認証」は有効かもしれませんが、見えないところにこそ本質があると考えるインティバリには必ずしも必要なものではないと思います。
一方、日本では「オーガニックコスメ」の定義が曖昧で、それぞれのブランドがそれぞれの基準と判断で「オーガニックコスメ」を名乗っているのが実情のようです。
つまり、日本の基準でいえばインティバリもオーガニックコスメを名乗れそうですが、それはそれで、ちょっと違和感あります。
いずれにしても、天然成分100%の素材だけを材料にしているコスメは意外に少ないかも。

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