バリ島コスメを手掛ける創業者のこだわりと価値観

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オーガニックコスメに違和感、見えないところにこそ本質がある!

Last Updated on 2025年11月1日 by Kaarl(カール)

いつの頃からか”オーガニックコスメ”という言葉をよく耳にするようになりました。

ヨーロッパ諸国でいうオーガニックコスメとは、主成分にオーガニック(有機栽培)素材を使用し、第三者機関により認証を受けた化粧品のことを指します。

その響きから「ナチュラル」「天然由来」「お肌に優しい」「安心、安全」「高品質」というような印象を持つ方も多いかと。

インティバリもオーガニックコスメだと思われている方もいるのですが、ヨーロッパの基準に照らせば、インティバリはオーガニックコスメとは言えません。

ただ、オーガニックコスメの承認基準は、主成分がオーガニックであれば、保存料や乳化剤など合成科学物質が配合されていもよいのです。。。

これでは、まるでオーガニックコットンのタオルを合成洗剤で洗ってしまうような、もはやオーガニックの素材を使う意味が薄れてしまうような、そんな言葉と中身が一致していない矛盾を感じてしまうのですが、どうでしょう?

商品イメージの向上という意味では「オーガニックコスメの認証」は有効かもしれませんが、見えないところにこそ本質があると考えるインティバリとしては違和感を感じてしまいます。

一方、日本では「オーガニックコスメ」の定義が曖昧で、それぞれのブランドがそれぞれの基準と判断で「オーガニックコスメ」を名乗っているのが実情のようです。

つまり、日本の基準でいえばインティバリもオーガニックコスメを名乗れそうですが、それも本質から外れていると感じてしまいます。

いずれにしても、天然成分100%の素材だけを材料にしているコスメは意外に少ないかも。

インティバリ動物実験していない化粧品

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当ブログの管理人。娘の深刻な肌トラブルをきっかけに自然派スキンケアの道へ。以来、20数年にわたり企画・開発に携わってきました。ここでは職人目線のリアルな情報や、現場での気づきを発信しています。

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管理人プロフィール
ハンドルネーム:Kaarl(カール)

1964年生まれ、蟹座のO型。横浜育ち。4人の子をもつ父親です。6年間のジャカルタ駐在を経て、2000年よりバリ島へ移住。娘の肌トラブルをきっかけに、ナチュラル・コスメブランド〈インティバリ〉を創業。

2021年、コロナ禍の影響によりバリ島から群馬県みどり市に拠点を移し、今はセレクトショップ〈INTI STYLE〉を運営しています。

自分自身、幼少の頃からアレルギー体質&敏感肌の医者泣かせでした。僕と同じように自分自身あるいは家族が肌トラブルで悩む方々と情報交換出来れば幸いです。

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