19Jun

Last Updated on 2025年6月20日 by 岡柳 薫
ふたつの病院で異なる前十字靭帯断裂に対するアプローチ
昨年の話ですが、娘がスキーで前十字靭帯を断裂しました泣。念のため、群馬県内にある2つの整形外科で受診したのですが、診断結果は同じでも治療方針がまったく異なり、、、
- 一方は「膝を固定して、できるだけ動かさない」
- 他方は「無理にでも動かしながら回復を促す」
どちらの医師も経験豊富な専門家だと思われますがアプローチが全く違っていたわけです。ただ、「固定」と「可動」、、、一見すると真逆に思えるアプローチですが、どちらが正しいということではなく、どちらのアプローチでも回復するんだとは思います。
大切なのは、手段や方法ではなく結果が全てと言えるかもしれません。
”六層連動操法”との出会い
そんな中で出会ったのが、六層連動操法(ろくそうれんどうそうほう)という施術法です。実は、1回の施術で、痛くて曲がらなかった娘の膝が曲がるようになったのです。
六層連動操法とは?
六層連動操法とは、身体を構成する6つの「層」の連動性を整えることで、不調を根本から改善しようという施術法です。
身体を構成する6つの層
- 皮膚層皮膚・筋膜の表層)
- 筋層(浅層筋肉)
- 深層筋(インナーマッスル)
- 骨膜層(筋肉と骨の接合部)
- 骨格層(骨・関節)
- 神経・経絡層(神経系・エネルギーの通り道)
この6つの層は互いに連動して動くものと考えられており、どこか一つにズレや癒着があると、他の層にも影響が及ぶというのが、この施術の基本的な考え方です。
筋膜リリースとの違いは?
娘を診てくれた先生は、柔道整復師の資格を持つ整体師さんで、その施術は一定の圧やストレッチを加えているようにも感じ、いわゆる「筋膜リリース」的なアプローチも含まれているようでした。
本来、「六層連動操法」と「筋膜リリース」は論理的には全く異なるアプローチだと思いますが、僕たち受ける側にとって、それぞれの特長や違いを理解することは大して重要ではなく、結果が全て。そして、その結果は施術者の感覚や技術、経験によるところが大きいように思います。
大切なことは「実感」
僕が伝えたいのは理屈よりも、体感としての変化です。つまり、
- 娘の膝が、たった1回の施術で曲がるようになったこと
- 僕自身も既に4回施術を受けており、肩こり・背中の重だるさなどが軽くなったこと
- そして何より、「体を整える方法はひとつじゃない」という実感
同じ前十字靭帯断裂でも、アプローチは本当に様々です。病院、接骨院、整体、、、それぞれ違ったアプローチなんだと思いますが、「六層連動操法」や「筋膜リリース」も、ひとつの手法として紹介しておきたいと思った次第です。
もし同じような不調やお悩みを抱えている方がいれば、参考までに。
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コメント
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コメント (1)
娘が施術を受けたのは、群馬県藤岡市小林にある「ふたきくさ整体院」です。
六層連動操法って、実は医学的なエビデンスが不足していると言われており、ある意味、抽象的というかスピリチュアルの世界と言われたりもするようですが、
「ふたきくさ整体院」の先生は柔道整復師の資格をもち、また、医学的にも評価されている筋膜リリースにも精通しているようで、個人的には皆さんにご紹介できる先生です。ちなみに、ご両親を大切にしており、真面目な好青年という印象です、はい笑。