17Oct

Last Updated on 2025年6月1日 by 岡柳 薫
いつの頃からか”オーガニックコスメ”という言葉をよく耳にするようになりました。
ヨーロッパ諸国でいうオーガニックコスメとは、主成分にオーガニック(有機栽培)素材を使用し、第三者機関により認証を受けた化粧品のことを指します。
その響きから「ナチュラル」「天然由来」「お肌に優しい」「安心、安全」「高品質」というような印象を持つ方も多いかと。
インティバリもオーガニックコスメだと思われている方もいるのですが、ヨーロッパの基準に照らせば、インティバリはオーガニックコスメとは言えません。
ただ、オーガニックコスメの承認基準は、主成分がオーガニックであれば、保存料や乳化剤など合成科学物質が配合されていもよいのです。。。
これでは、まるでオーガニックコットンのタオルを合成洗剤で洗ってしまうような、もはやオーガニックの素材を使う意味が薄れてしまうような、そんな言葉と中身が一致していない矛盾を感じてしまうのですが、どうでしょう?
商品イメージの向上という意味では「オーガニックコスメの認証」は有効かもしれませんが、見えないところにこそ本質があると考えるインティバリとしては違和感を感じてしまいます。
一方、日本では「オーガニックコスメ」の定義が曖昧で、それぞれのブランドがそれぞれの基準と判断で「オーガニックコスメ」を名乗っているのが実情のようです。
つまり、日本の基準でいえばインティバリもオーガニックコスメを名乗れそうですが、それも本質から外れていると感じてしまいます。
いずれにしても、天然成分100%の素材だけを材料にしているコスメは意外に少ないかも。

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