22May

Last Updated on 2025年5月23日 by 岡柳 薫
市販の日焼け止めやリップクリームに使われる紫外線防止成分は大きく分けて「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類になります。
たとえば、インティバリでは”日焼け止め”を扱っていませんが、もし使う必要があるなら、紫外線散乱剤を使った日焼け止めが無難だと考えています。
紫外線散乱剤の成分は、鉱物由来の酸化チタンや酸化亜鉛です。お肌の表面に薄い膜を作ることで、物理的に紫外線を遮断、反射、拡散する作用があります。低刺激で酸化しづらい安定した物質です。
ただし、デメリットとして、お肌に馴染まず白浮きしやすくドーランのようにお顔が白くなることがあります。その白浮きを抑えるために、ナノ粒子(超微粒子)化された紫外線散乱剤もあります。これにより透明感はでますが、呼吸リスクやお肌への浸透リスクが懸念されているので、見た目より安全性を重要視するならナノ粒子不使用が良さそうです。
一方、紫外線吸収剤を使った日焼け止め広く流通しています。これは、紫外線を肌に取り込み熱に変換して放出する合成化学物質です。この紫外線吸収剤は白浮きはせず、よく伸びるので見た目重視の人には人気です。
また、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤を組み合わせたハイブリッド処方の日焼け止めもあります。
ただ、近年、これらの成分の一部が皮膚から体内に吸収されることが分かっています。その毒性は解明されていませんが、、、複雑化した現代社会でそれを解明することは出来ないと思いますが、、、お肌が弱い人は避けたほうが無難でしょう。
ちなみに、インティバリでは、カカオバターを配合した保湿クリームをリップ代わりにしています!
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