24May

面白い”逸話”を聞きました。
ある晴れた日、大自然に囲まれた静かな川辺で、一人の女性がのんびりとキャンプを楽しんでいました。穏やかな風でと鳥のさえずりが聞こえる癒しの時間を過ごしていると、
そこに通りがかった男性が「午後から天候が崩れるらしいですよ。川から離れた方が安全です。」と声をかけてくれました。しかし、女性は微笑みながら言いました。「有難う御座います。でも心配しないで下さい。私は神と共にいますから大丈夫です。。」
しばらくして、空が暗くなり大雨が降り出します。すると、また別の親切な男性が通りがかり、「川の水が増えています。今ならまだ間に合いますので、急いでこの場を離れましょう。」と声をかけてくれました。
けれども、女性はやはりこう答えました。「有難う御座います。でも心配しないで下さい。私は神と共にいますから大丈夫です。」雨はしだいに激しくなり、川はあっという間に水かさを増していきました。そして、この女性はとうとう身動きがとれなくなります。
すると今度は、救助のヘリコプターが助けにきてくれました。「早くこの梯子につかまって下さい。これ以上ここにいるのは危険です。」それでも、女性は首を横にふって言いました。「有難う御座います。でも心配しないで下さい。私は神と共にいますから大丈夫です。」
その信仰は確かに揺ぎ無いものでした。 しかし、その結果、この女性は濁流に飲み込まれてしまい天国に召されてしまうのです。
この女性は天国に行き神様に問いかけます。「私は神を信じ助けを待ちました。なぜ助けてくださらなかったのですか?私の信仰が足りなかったのでしょうか?」
神様は穏やかに答えました。「私は3回あなたを助けようとしました。最初は大雨により水かさが増える前に川から離れるよう声をかけました。大雨になった後も一緒に川を離れるように言いました。更にヘリコプターで助けにも行きました。私はずっとあなたに手を差し伸べていました。」
「今起きている現実を見ず、自分の都合の良いように解釈すると、本質を見失ってしまう」というような、かなりの皮肉と教訓が込められた逸話だと思います。
甘い言葉、優しい言葉、時には辛い言葉、敵意のある言葉、色々あると思いますが、もしかすると、それは貴方への助言かもしれません。
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