26Feb

Last Updated on 2025年6月17日 by 岡柳 薫
ここ最近、”重曹が癌に効く”という説をネットで見かけるようになりました。
これは、ローマのトゥリオ・シモンチーニ博士やアメリカのマーク・サーカス博士の主張がきっかけのようです。彼らは、重曹(重炭酸ナトリウム)を使った癌治療に一定の効果があったと報告しており、
「癌は真菌の一種でありアルカリ性の環境で抑制される」という説を展開しています。また、「体質が酸性に傾くと癌になりやすい。アルカリ性に戻すことで自然治癒力が活性化して癌治療できる」という主張も見受けられます。
もともと、重曹(重炭酸ナトリウム)は胃酸過多を抑える医薬品としても利用されているようですし、他にも効果があった!という話には期待したい、そんな気持ちがあります。
もし自分が癌になった時のこと考えれば、まずは、抗がん剤治療や放射線治療ではなく、食事療法や体質改善でアプローチしたいと思いますから。
ただ、重曹による癌治療は医学的に証明されたわけではありません。むしろ、否定的な意見を持つ専門家の方が多いようです。一方で、「安い重曹で癌が治ったら製薬会社が大打撃を受けるから証明させない」なんて説もあって、もはや何が真実なのか分からない。
ひとつ言えることは、「証明されていない=効かない」とは言えない。科学も医学も常に進歩しているわけで、今は見過ごされている可能性が、将来の研究で明らかになることもあるわけで。
もっともっと研究が進めば良いと思います。
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