10May
皮膚科で保湿剤として処方されたワセリンを使ってる方から「インティバリの保湿クリームとワセリンの違い」について質問いただきました。インティバリの保湿クリームに興味を持って頂いたと思うのですが、如何せん、ワセリンとは価格が大きく違うので汗、「何が違うのか?」という疑問は当然だと思います。
そんなわけで、ワセリンとインティバリの保湿クリームの違いについて、簡単に説明したいと思います。
成分の違いで特性が変わる
ワセリン(鉱物油) |
植物性オイル(油脂)
|
|
---|---|---|
価格 | 安価 | 高額 |
肌への浸透性 | 浸透しない(べとつく) | 浸透する(べとつかない) |
保湿力 | オイル自体に保湿力はない | 優れている |
素材としての安定性 | 酸化しない(安定している) | 酸化する(不安定) |
肌との関連性 | 肌にはない成分 | 肌を構成する成分にある |
ちょっと雑な説明かもしれませんが汗、ワセリンの特長ってクレンジングオイルやファンデーション、口紅、アイシャドウなどのメイクアップ化粧品や日焼け止めなどの基材に使われているミネラルオイルとほぼ同じです。厳密にいえば精製工程に違いがあり質感も違うのですが、大枠でいえば同じ鉱物油。そいういった観点から、ワセリン、ミネラルオイル、それからパラフィンも同じ。
いずれも、「吸着性が強く」「肌をしっかり覆う」ので外部からの刺激を遮断します。また、安価ですし、酸化し辛い安定した素材ですので、皮膚科でもおススメしやすい?但し、お肌への浸透力はなく、保湿力にも乏しいので、お肌に潤いを与えることは出来ません。
対して、インティバリの保湿クリームは、植物性の油脂(スウィートアーモンドオイルとグレープシードオイル、ホホバオイル)のブレンドが主成分です。その特性からお肌への浸透力と保湿力が強くお肌の潤いを保つのに最適です。乾燥からくる痒みも抑えることができます。
このような、それぞれの特性を考えると、乾燥肌、敏感肌の方はインティバリの保湿クリームをメインで使い、たとえば、服で皮膚が擦れて困る時など、必要に応じて補助的にワセリンを使うような使い方がおススメです。
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