7Jun

Last Updated on 2025年6月1日 by 岡柳 薫
”泡立ちが良い石けんは刺激が強い”と思われている方がいます。どうやら、「石けんが泡立つ理由は合成界面活性剤が配合されているから」という認識のようなんです。
確かに、敏感肌、乾燥肌などトラブル肌には合成界面活性剤が刺激になることもあるので、そこは間違いではないのですが、ちょっと待ってください。
石けんは、そもそも天然の界面活性剤なので、合成界面活性剤を配合する必要性がありません。おそらく、石けんと洗剤を混同していると思うのですが、合成界面活性剤を配合してるのは洗剤です。
たとえば、台所洗剤や洗濯洗剤、あるいは、液体ソープや弱酸性ソープという名の洗剤にも合成界面活性剤が配合されています。
天然の界面活性剤(つまり石けん)は水に薄まれば洗浄力を失い分解されますが、故に、洗い上がりがさっぱりするのですが、合成界面活性剤は水に薄まっても分解されることなく、肌に残留し刺激になるわけです。
その刺激を緩和するために、抗アレルギー剤や緩和剤を配合している品も見受けられます。そういった品は泡立ちが悪いとも言えます。そうなりますと、泡立ちが悪い石けんは低刺激、それを逆に言うと、泡立ちが良い石けんは刺激が強い?いやいやいや、違いますからね笑。
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